2014年3月11日火曜日

現在分詞と過去分詞


現在分詞は「〜している」と訳し、過去分詞は「〜される」と訳します。

現在分詞と過去分詞は、それぞれ、現在進行形受動態で使われます。

He is studying English.
彼は英語を勉強しているところです( 現在進行形 )。

He is loved by his wife.
彼は彼の妻によって愛されています( 受動態 )。

現在分詞と過去分詞は、この他にも、形容詞句となって、名詞修飾します。

例えば現在分詞では、以下の様になります。

The girl studying English over there is my daughter.
あそこで英語を勉強している少女は、私の娘です。

名詞は[ ]のカッコで、形容詞は( )のカッコで、副詞は〈 〉のカッコで、囲むと、

[ The girl ] ( studying English < over there> ) is [ my daughter ].
( ) のカッコで囲んだ部分が、形容詞句となり前の名詞 girl を修飾しています。

次に、過去分詞です。

A man loved by his wife is happy.
妻によって愛されている男は幸せです。

[ A man ] ( loved by his wife ) is ( happy ).

こちらも、( ) のカッコで囲んだ部分が、形容詞句となり前の名詞 manを修飾しています。

このように現在分詞や過去分詞は、ちょっと粘着質なところがあるので、名詞にベタッとくっつくイメージを持ってくださいね(^_^)。

たしかに、動詞を他の言葉を修飾できる形容詞のように使えると便利ですよね。

現在分詞は「行為者の側からの能動的な行為」で、過去分詞は「行為の対象の側からの受動的な行為」です。

ちょうど車の運転で、ギアをドライブからバックに切り替える様に「現在分詞」から「過去分詞」への「態の切り替え」を楽しんでみては如何でしょうか。


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