2014年2月9日日曜日

5文型 - 自動詞と他動詞


再び文型の話しです。

先程書いた図を以下の様に変えました。

1. S V1
2. S V2 C
3. S V3 O
4. S V4 O O
5. S V5 O C

何処を変えたかというと、動詞 V に番号を付けました。実は、同じ動詞でも、どの文型で使われるかによって、意味が変わってきます。その為、動詞に番号をつけてみると、文型という骨組みが、はっきりし、意味も絞られて、英語が理解しやすくなります。

例えば、keep という動詞を V3 として使い、keep O なら、O を持ち続ける、となります。

例 :
You should keep all your receipts.
領収書はすべて取っておいてください。

一方、

keep という動詞を V5 として使いkeep O C なら、O を C の状態に保つ、です。

例 :
Sorry to keep you waiting.
待たせてごめん。

V3 なのか、V5 なのかを判断してから、辞書をひくと、辞書をひくスピードも、早くなります。

自動詞他動詞

動詞の後に目的語があるかどうかは、その動詞によります。例えば、第2文型の動詞 V2 なら、目的語をつけませんが、第3文型の動詞 V3 なら、あとに必ず目的語が来ます。

あとに目的語の無い動詞 ( V1、V2 ) を自動詞と言い、目的語のある動詞 ( V3、V4、V5 ) を他動詞と言います。



動詞の意味を辞書で調べる前に、その動詞が動詞なのか、他動詞なのかを予想してから辞書をひく様にすると、辞書をひくスピードが早くなるだけでなく、動詞の役割を見抜く感覚が鋭くなります。

さて、次のページでは、伝説のスピーチの英文を使って、文の構造の捉え方をみていきます。

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